Nakazawa Specialist 中沢のひとびと詳細

写真

明るくおおらかな、中沢のひとびと

中沢に暮らすひとびとの横顔をご紹介します。

古谷 和男さん、葉子さんご夫妻

大曽倉で、仲間たちと元気に暮らす…

東京から大曽倉に移住して17年になる古谷さんご夫妻をご紹介します。
 
○いなかに帰りたい…
 東村山市(東京都)で暮らしていた古谷さん。和男さんは、在職中、単身赴任で北海道から九州まで転々としていました。都会での暮らし、単身赴任でのストレスなどから体調を崩し、55歳で退職。「人のいないところに行きたい」「自給自足で静かに暮らしたい」「いなかに帰りたい」と思うようになりました。当初、和男さんの出身地である山梨へ、と考えていたそうですが、池袋で行われたI、Uターン者向けイベント中、山梨の隣に出展していた駒ヶ根市のブースで、たまたま見せてもらった写真に魅かれ、すぐに駒ヶ根市を来訪しました。その時に写真で見た大曽倉の旧白羽(屋号、しらはね)邸を訪れ、ここに住むことを決めたそうです。
 「駒ヶ根に来て、どの家も庭木がきちんと手入れされているのに驚きました。景色もきれい。都会の様にビルがなく、風景が守られていると感じました。わっと目の前が開けて、桃源郷みたいだなぁって…。」と葉子さん。平成10年2月、一足先に和男さん(当時57歳)が、そしてその半年後、葉子さんもそれまでの仕事をやめて大曽倉に移り住むようになりました。
 
○大曽倉での暮らし
 「もとが山梨(笛吹市御坂町)だから大曽倉に来ても、(環境的には)あまりギャップを感じなかった。」と和男さん。大曽倉に来てから紹介してもらったメッキの会社に3年間勤務した後、地区の簡易水道管理人を頼まれ、大曽倉、中山地区の一部40数戸を担当しました。3年間、メーターチェック、集金、水源地管理などでこの地区をくまなく回ったことで、地区の方々と顔を合わせるようになります。そして地区の役員を頼まれるようにもなりました。「地元に溶け込もうという気持ちでいてくれて、区の役職もしっかり引き受けてくれたよね。」と大曽倉地区の春日さん。高齢者クラブの会長も務められたそうです。
 引っ越してから一年位は元気がなかったけれど、だんだんに体調が改善してきたのを感じていました。そして葉子さんの勧めもあり、地元のテニスサークルに顔を出すようになり、その後、市のスポーツ少年団の指導者も務めました。
 一方浅草で生まれ育った葉子さんにとっては、ここは全く新しい環境だったことでしょう。それまで福祉のワーカーズ、助け合いの仕事をしていた葉子さんも、やはり移住した当初は体調が悪かったそうです。 「当時は、車の免許もなくて…。JAの生活班の仲間に入れてもらい、1年間かけていろんなものがみえてきた気がします。」そして仲間たちと一緒に地域をよりよくしていくための課題探しを始めました。有志でゴミのリサイクル回収の見張り番、農産加工をしたり、市から応援を得て、福祉、暮らし全体を考え始めたり。あちこちを見学したりもしたそうです。現在は、その生活班の仲間たちとNPO法人大曽倉ふれんど、みんなで出資する形で「宅幼老所亀群(かめむら)」を運営しています。「ここにきてお医者さんに行かなくなりました。元気になりましたね。」
 
○全日本ベテランテニストーナメント
 実は、和男さんは中学と大学で軟式テニスをしていたそうです。社会人になり35歳を過ぎてから、硬式テニスに転向し、プレーを続けてきました。そしてこちらに引っ越してから、東京のテニス仲間に誘われ、全日本ベテランテニストーナメントを目指すようになりました。全国からシングルス32人、ダブルス24組が出場するこの大会で、65歳の時にはシングルスで準優勝を果たしました。今年はダブルスで準優勝でした。今も、東京、大阪、九州などとあちこちを遠征している現役プレーヤーです。「これからは、中沢小学校、東伊那小学校、東中学校など『テニスをしたい』という人がいれば、ぜひ、一緒にテニスをしていきたいです。」…と夢を語ってくれました。錦織圭選手の活躍をみて、「私も!!!」と思っている方、気楽にテニスを楽しみたい方、古谷さんにぜひ声をかけてみてください。
 
○カラスと話しながら…
 普段、和男さんは、家庭菜園で農作業に精を出しています。「一人、カラスと話しながら(農作業を)するのが好き。」「畑があるっていいですよ。仕事があるし。たまに都会に出ると疲れてしまうね。」と和男さん。「緑がいっぱいのところで暮らしてみてわかること、って全然違うんですよね。ここで暮らせてよかった、こういう暮らしがある、ということを体験できてよかったって思います。」と葉子さん。
新天地で出会ったご縁を大切にし、地域に溶け込みながら、日々の暮らしを大切にされている古谷さんご夫妻でした。(FK, KI)

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