中沢の近況をお伝えします。
今日の中沢は朝まで雨が残りましたが、昼間は夏模様。
そんな中、中沢の忠魂碑慰霊祭が行われました。
中沢の遺族会の皆さんを中心に、太平洋戦争などの戦争で命を落とされた皆様の霊をなぐさめる式典です。
中沢小学校プールの東側に建つ「護国忠魂碑」前に、亡くなられた方々の名前が刻まれた銅版を置き、中沢地区遺族会の皆さんが、地区のお寺のご住職さんとともにお経を上げ焼香していました。
平和を願う中沢の伝統を感じさせる、未来へ残しておきたい大切な行事ですね。
今日の中沢は、しっかりとした日差しが戻り、日中は真夏の暑さでした。
それでも朝夕は涼しくなってきて、これからだんだんと秋に向かっていくのでしょうね。稲刈りも本番を迎えるようです。写真は夕方の上割です。
9月に入っても、夏のしっかりした暑さが続いていた今年の中沢。昨日の夜から本当に久し振りにまとまった雨が降りました。
県外では災害も心配される降り方だったところもあるようですが、ここ中沢では穏やかな降り方で、乾ききった畑には恵みの雨となったのではないでしょうかね。ただし、始まった稲刈りは小休止ですね。
夕方、晴れてきた東の空の雲が夕日に輝いていましたが、西の赤穂を眺めるとまだ厚い雲に覆われていました。
**中沢小学校だより**
ずらりと並んだ顔、顔、顔。6年生の教室に中沢の「似顔絵名人」竹村誠さんから,卒業記念として27名全員分の似顔絵が届きました。竹村さんは中沢で建設業を営む傍ら「似顔絵名人」として様々な活動をしておられます。
駒ヶ根市の生涯学習講座や小中学校の特設講座、更に評判を聞きつけた周辺市町村の小中学校から講師や製作を依頼され本業以上にお忙しい毎日。それでも愛用のカメラで写真をパチリっと撮って、数日後にはきれいな色紙に仕上げてきて下さいます。中沢にはこんな達人がいて,子どもたちの成長を見守って下さっています。
**中沢小学校だより**
中沢の大曽倉にお住まいの前田幸雄さん。藍の栽培、藍染めの講師として今年も小学校にお見えになりました。
毎年、希望する学年の子どもたちに藍の栽培から染め付けまで、ご指南して下さっています。今年は藍の栽培に苦戦していた6年生に苗を分けて下さいました。この日は藍の葉を収穫し、染めるまでの過程を優しく教えて下さいました。
元々、前田さんは神奈川県の会社にお勤めしていた方ですが、奥さんが駒ヶ根の出身と言うことで中沢にお住まいになった方。「Iターン」された達人が地域の子どもたちに技を伝授して下さるのが、中沢の良いところ。
**中沢小学校だより**
校庭の西土手に何やら不思議な建造物が…。実はこれ国土地理院が設置した「電子測量基準点」です。国土地理院が発行する全ての地図の測量原点で、昔は三角点だった物。今は衛星からの観測で地形の微妙な変化をキャッチしています。
さて先日、名古屋から業者の方が電子基準点の保守点検にお出でになりました。お帰りの際「教頭先生、地面から黒い蜂が出てくるんですけど、巣がありますかね。」と教えてくださいました。
「すがれだ!」伊那の人間ならすぐにピンと来ますよね。あの有名な「蜂の子」の原材料。「しめた!」と探しに出たのですが、なかなか見つかりません。中沢は自然豊かで何でもあります。「すがれ」どなたかお譲りしますのでいかがですか。
10日の午前中。中沢郵便局で防犯ベルが!!
なにやら騒がしいと思ったら、サイレンを鳴らしたパトカーが3台も駆けつけてきました。非常線も張られて、どうやら強盗が入ったみたいです。中沢で?
実は郵便局強盗を想定した対応訓練でした。近隣の郵便局職員さんが集まって行う研修の一環のようでしたが、警察も駆けつけて本格的ですね。
訓練の終わりには、逃走する車にカラーボールを投げつける練習も行なわれていました。
サイレンの音に小学校の窓から小学生がびっくりして顔を覗かせていました。訓練でよかったですね。