中沢の近況をお伝えします。
第52回中沢地区大運動会が10月16日、中沢小学校グラウンドで開かれました。地区内の各種団体・機関でつくる実行委員会の主催。地区ごとに仕切られた観客席ではにぎやかな応援合戦も繰り広げられ、競技に出場する人もしない人も一体となって秋の一日を楽しみました。
種目は、運動会には欠かせない障害物競走、二人三脚リレー、満水リレー、風船割りリレー(写真)などのほか、中沢小学校校歌ダンス、保育園お遊戯、小学生仲良し班対抗リレー、おんぶリレーなど、保育園児、小中学生が主役になるものも多くあり、保護者の皆さんが盛んにカメラを向けていました。
東中学校の生徒は大会の運営にも協力し、「おにいさん」「おねえさん」ぶりを発揮しました。
【写真】風船割りに成功し、「やったね」と喜ぶペア
カッパふれあいセンター(農産物直売所)で、キノコ祭りが開催されました。
地域作り委員も、中沢食堂のロゴの入った青いTシャツを着て、中沢で取れたキノコをふんだんに使ったピザを無料提供しました。
午前中は雨模様でしたが、キノコや秋の農産物を求めに沢山のお客様が来てくださいました。
キノコのピザは、「美味しい」と大評判でした。レシピの問い合わせも沢山頂きましたが、そこまでは用意できていませんでしたので、次回への宿題とします。
雨の中、暖かいピザとキノコ汁は、絶妙な組み合わせで買い物もそこそこにして、皆さん食べてくださいました。
中沢小学校の児童21人が9月26日から30日まで、家族と離れて公民館で共同生活をしながら小学校に通う「なかざわっこわくわく通学合宿」に参加し、仲間を思いやる心などを身に付けました。
今年5月に発足した中沢公民館青年部(湯沢英喜部長、部員15人)が、「中沢っ子の育成事業」の一環として取り組んだもので、中沢小学校の高学年に呼びかけて希望者を募りました。
四泊五日の合宿で子供たちは、宿題や自主学習をしてから皆で夕食の準備・片付けをするなど、貴重な体験をしました。
収穫の秋。中沢のあちこちで、神社の例祭(秋祭り)が開かれています。
9月24、25日には、菅沼地区の福岡社で宵祭りと本祭りが開かれました。
24日は、神楽保存会のメンバーによる獅子舞いが地区内を練り歩き、笛、太鼓の音が秋空に響き渡りました(写真)。小学生による「伊那節」も同時に披露され、保護者のみなさんが盛んにカメラのシャッターを切っていました。
獅子の神社練り込みが終わると、境内に設けられた特設ステージでにぎやかに演芸大会が始まりました。常会ごと、仲間ごとに作ったチームが楽しい舞台を繰り広げ、おひねりが飛び交いました。
秋祭りが終わると、一気に秋の気配が深まります。
中沢の農産物直売所(かっぱ直売所)に秋の味覚フナがお目見えしました。
店頭の水槽に、体長2~3センチのフナがたくさん泳いでいます。
以前は、田んぼでフナを飼う家庭が多く見られ、田んぼの水を切る前にそのフナを甘露煮にして食べていましたが、最近はそんな家庭もめっきり少くなったようで、地元の人でも「このフナどうするの?」と店員に聞いてくるようです。
本曾倉の農家が9月初めから出荷しているフナはピチピチして、とても活きがいいものです。懐かしい味に挑戦してみてはいかがですか。