中沢の近況をお伝えします。
**中沢小学校だより**
運動会も終わってこの日は「お弁当の日」5年生6年生は手作りのお弁当をもって登校しました。これは駒ヶ根市が行っている食育の取り組みの一環で、年に数回給食に代わって自分たちが作った「手作り弁当」をお昼に食べます。
前日から自分でメニューを決めて、お家の人と買い物に出かけ食材を調達してきます。中には昨夜から下ごしらえをして準備した子もいて、どの子のお弁当もカラフルで美味しそうでした。揚げ物や肉類がちょっと多くて摂取カロリーに問題有りかな?これから食べ物の学習を通して食と健康もしっかり勉強していきます。
いつまでも暑いと思っているうちに、ここへ来て中沢は急速に秋の気配が深まりつつあります。
日差しはまだ強くても吹き抜ける風はかなり涼しくなってきました。
田んぼでは稲刈りがどんどん進んでいます。
夕方、中山ではススキが銀色に、大曽倉では収穫を待つ稲が金色に輝いて、中曽倉では「はざかけ」した稲の上に猫が登っていました。
**中沢小学校だより**
先日の運動会の際に、今年60歳の還暦を迎えられる同窓生「辰巳会」の皆様から、移動用自立テントを寄贈していただきました。4人で1分もかけずに立ち上がる優れもの。陸上や相撲の大会など必需品で、大いに使わせていただきます。本当にありがとうございました。
実はこのプレゼントの他にも中沢小学校の校内には、立派な書画や時計、体育館の雛壇など数多くの寄贈品があります。これら全てが42歳を迎えた同窓生「厄年会」と60歳「還暦会」からの贈り物です。駒ヶ根市全体で脈々と引き継がれている伝統ですが、特に中沢小の寄贈品は高価なものが多い気がします。
母校を大切に思う地域の「絆」中沢の良いところです。
今日は中沢保育園児のフナ取り。保育園や小学校の生活体験学習に協力している地域の皆さんが、6月から育ててきた休耕田のフナの収穫体験でした。
年長さんと年中さんが裸足になって泥んこの田んぼに突入?ざるやボールや素手(!)で夢中になってフナを追い掛け回していました。フナも大変ですね。
収穫したフナは泥を吐かせて調理をしてもらって、おいしくいただくそうです。中沢ならではの体験ですね。
22日の土曜日。秋分の日らしい好天に恵まれて「中沢小学校大運動会」が、校庭で行われていました。
かけっこ、綱引き、騎馬戦、ダンスなど、全校児童が元気に駆け回っていました。かけっこのスタート前は、これから走る選手の名前がアナウンスされる大規模校には見られない演出も・・。これならビデオでよその子を間違えて撮影しちゃうこともないですね。
午前中は綱引きを頑張った白組がリード、午後は赤組が紅白リレーで巻き返し、注目の総合得点発表はなんと・・引き分けでした。
青空の下、元気いっぱいに楽しい思い出ができたみたいですね。
今日の中沢は朝まで雨が残りましたが、昼間は夏模様。
そんな中、中沢の忠魂碑慰霊祭が行われました。
中沢の遺族会の皆さんを中心に、太平洋戦争などの戦争で命を落とされた皆様の霊をなぐさめる式典です。
中沢小学校プールの東側に建つ「護国忠魂碑」前に、亡くなられた方々の名前が刻まれた銅版を置き、中沢地区遺族会の皆さんが、地区のお寺のご住職さんとともにお経を上げ焼香していました。
平和を願う中沢の伝統を感じさせる、未来へ残しておきたい大切な行事ですね。
今日の中沢は、しっかりとした日差しが戻り、日中は真夏の暑さでした。
それでも朝夕は涼しくなってきて、これからだんだんと秋に向かっていくのでしょうね。稲刈りも本番を迎えるようです。写真は夕方の上割です。