中沢の近況をお伝えします。
田植えが最盛期を迎えています
吉瀬地区の約15戸の皆さんが天竜川を越えて 飯島の中平地区で
約6haの田を耕作してます。
田植えが終わると一段落
後は水管理をしながら稲の生育を見守ります。
水稲苗が順調に育っています
種まきから20日位たちました。
種まきから自家で行う農家は少なくなってきましたが
まだまだがんばっています。
田植えは今月半ばから始まります。
中沢はいま、山菜シーズンのピークを迎えています。野山にはさまざまな種類の山菜が見られ、休日に家族連れなどが仲良く摘む光景があちこちで見られます。
天竜大橋東にある「竜東農産物直売所かっぱふれあいセンター」にも連日山菜が山のように積まれ、8日には恒例の「山菜まつり」でにぎわいました。
店内中央部に設けられた山菜コーナーには、タラノメ、コシアブラ、コゴミ、ウド、ワラビ、セリ、ノブキ、ワサビ、ミツバなど、おなじみの山菜がずらりと並び(写真)、コーナー以外にもタケノコ、サンショウなどが見られます。
消費者にとってうれしいのは、あくぬき用の「わら灰」や「ぬか」も置いてあることです。「わら灰」だけ買いに来るお客様もいるとのこと。また、あくぬきをしてあるタケノコやワラビもあり、至れり尽くせり。
山菜シーズンはしばらく続きます。
中沢には各地に祝殿(いわいでん)がまつられています。祝殿とは、同族(本家、分家、仲間など)が合同で小さな祠(ほこら)を建てて祭っている神のことで、長野県や山梨県に多く見られるそうです。中沢では春に例祭をするところが多いようです。
祭りの日には、同族が朝から祠の周りに集まり、草刈りや祠の掃除をします。山から採ってきた榊やのぼり旗を立てるといったん帰宅。昼近くか夕方に祠の前に再度集まって祭事をします。ここでお神酒を飲みながら農作業や地域の情報を交換するとともに、親睦を深めます(写真)。
芽吹きのとき。植物の生命力が人々に感動を与える〝まぶしい季節〟がやってきました。
同時に、土手などの雑草が目立ち始め、草刈り作業が始まるのもこの季節です。
4月29日の「昭和の日」。中沢菅沼地区の住民約100人が、同地区を貫く県道の環境を整えるため、県道脇に生え始めた雑草を刈り取ったり、雑木を切り倒す作業に汗を流しました(写真)。
雄大な中央アルプスや天竜川を一望できる位置に南北に通る県道は「マイロード」の愛称で親しまれ、地元住民が毎年、春から秋にかけて草刈りや施肥、剪定などの管理を自主的に続けています。
道路の両側には、同県道が開通した時に植えた桜の木やドウダンツツジがずらりと並び、ドライバーの目を楽しませています。最近は早朝や夕方、この〝花の道〟を気持ち良さそうにランニングやウォーキングする人の姿も多く見られるようになりました。